会長方針

2016 ~ 2017 年度 東京立川ロータリークラブ
会長 尾内昭夫

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伝統と格式を誇る東京立川ロータリークラブの第57代会長を仰せつかった時、身に余る光栄と職責の重さに我が身が震えるのを感じつつ、かつ、ロータリーにはNoは無い、あるのはYesのみとの大先輩からの一言で 清水の舞台から飛び降りるつもりで拝命いたしました。浅学非才の私ではございますが、クラブの名に恥じぬよう一生懸命頑張りますので、会員の皆様のご支援とご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。

当クラブの「伝統と格式」とは何でしょうか。 創立以来の年数を重ねて来た事が伝統と格式でしょうか。いや、創立以来57年にも及ぶ歴史を誇りつつ、そこには110名をも越えようとしている数多くの素晴らしいロータリアンが集まっている事が伝 統と格式を誇る由縁だと思います。伝統と格式とは、旧き善きものを頑なに守りつつ、新しい自己変革を受け入れ、更に素晴らしい組織と奉仕を目指す姿勢、そのものではないでしょうか。 守るべきものは守る、変えるべきものは変える、しかしながら111年の歴史を持つロータリーの中で、日本のロータリーの中で、更には東京立川ロータリークラブとして変えてはいけない、守っていかなければならないものが数多くあるような気がいたします。

近年の国際ロータリーは大きく変わって来ています。職業分類を始めとする会員資格、クラブのあり方、例会の運営方法、出席義務、入会金や年 会費の金額、会員増強のあり方等々、様々な改定案が国際ロータリーの立法機関である規定審議会に上程され、その変更は当然に当クラブにも少なからず影響を及ぼしています。 当クラブももちろん国際ロータリーの一員でありますが、「クラブの高度な自治」を持って、当クラブらしさを今一度追求して行こうではありませんか。

2016 ~ 2017 年度国際ロータリー会長 ジョン F.ジャーム氏はRI会長 テーマの中で下記のように述べています。(RI会長テーマより一部抜粋) 「ロータリーの初期から、人類への奉仕はロータリーの礎であり、主な存 在理由となってきました。今日の世界で意義ある奉仕を行う最善の道はロ ータリー会員になることであると、私は信じています。また、世界に確か な変化をもたらすために、ロータリーほど優位な立場にある団体はないと考えています。さまざまな分野から熱心で有能な職業人が集まり、壮大な 目標を実現できる団体も、ほかにありません。クラブ、地区、RIのレベルにおけるリーダーシップの継続は、ロータリーを繁栄させ、その秘めたる可能性を最大限に発揮する唯一の方法です。 新会員の入会や新クラブの結成だけでは十分ではありません。私たちが目 指すのは、単にロータリアンの数を増やすことではなく、ロータリーによ る善き活動をより多く実現させ、将来にロータリーのリ一ダーとなれるロ ータリアンを増やすことです。」

さて、今年度のクラブテーマを「夢(ロマン)を語ろう!!」とし、サブテーマにRIテーマのROTARY SERVING HUMANITY(人類に奉仕するロータリー)を付けました。そしてクラブのテーマカラーは伝統を表す紫紺です。
夢と書いてロマンと読んで頂きます。青臭いテーマですがこれからの一年間、当クラブ全員で夢を語ってみませんか。

当クラブも55周年が無事終わり、次なる60周年に向けて中間あたりの 年度となります。60周年への準備を始める前に、ちょっと立ち止まり、旧き善きロータリーを今一度学びながらロータリーとは何か、当クラブらしさとは何か、伝統と格式について、ロータリアンのあるべき姿について等々、来るべき60周年に向けて老壮青の会員全員でロータリーの夢を語り合いましょう。 そして各会員の家庭においては、家族の夢を語り合って下さい。家族の支えがあってこそのロータリーです。更に各会員の事業所においては、事業の夢を語り合って下さい。事業の繁栄があってこそのロータリーです。

漠然とした会長方針ですが、言わんとしている事はお分かり頂けるかと思います。各委員会への活動方針などはこの方針に書ききれませんので各々の 委員会に伝えて参ります。

●夢(ロマン)が無ければロータリーじゃない。
●みんなに公平だからロータリー。
●誇りがなければロータリアンじゃない。
●奉仕するからロータリー。
●楽しくなければロータリーじゃない。

皆様のお力添えを何卒宜しくお願い申し上げます。