2024~2025年度公式サイト。東京立川ロータリークラブは、1960年(昭和35年)6月27日に創立されました。毎週金曜日にホテル日航立川 東京にて例会を開催しています。

会長所信(次年度テスト)

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クラブテーマ


会長所信

2025年-2026年度
国際ロータリー第2750地区
東京立川ロータリークラブ
会長 木村 眞人

□はじめに

 伝統と格式を誇る「東京立川ロータリークラブ」第66代会長のお役目を頂戴し、その職責の重さを痛感し、身に余る想いでございます。諸先輩方からのお話はYesで応える。という私の信条もあり、浅学菲才ではございますが、為せば成るという強い気持ちと覚悟を持ち謹んで拝命いたしました。良き伝統を継承しつつ、新しい試みにも挑戦しながらクラブ運営に精進して参りますので、会員の皆様のご協力、ご指導を宜しくお願い申し上げます。
 私は、2010年1月 第50代岡部直士会長年度に入会させていただきました。
 初めて出席した例会は、会員の皆様が立派な方々ばかりで大変敷居が高く感じられ「私のような者がこの東京立川ロータリークラブに在籍してよいものなのか」と不安に駆られたことをよく覚えております。しかし、毎週の例会、委員会の炉辺、その他事業に参加する中で、諸先輩方より色々とお声がけをいただきロータリーの知識や当クラブの事はもちろんのこと、ロータリアンとしてのあるべき姿もご教授いただき、人間としての資質や深み、魅力に感じ入りました。現在も時には優しく、時には厳しくご指導を頂戴し、日々成長させていただいております。
こうして今では東京立川ロータリークラブは、私にとってかけがえのない大切な自分の居場所の一つとなりました。私はこの東京立川ロータリークラブが大好きです。是非皆様も、ご自分にとっての「もうひとつの居場所」にしてみませんか ! 一度だけの人生、この素晴らしい東京立川ロータリークラブの会員の皆様と共に過ごせる時間を存分に楽しみ、大切にしていきたいと思います。

□Pride&Passionにこめた想い

 東京立川ロータリークラブは、65年という長きにわたる歴史を持ち、今や120名をも越えようとする素晴らしいロータリアンが老・壮・青バランス良く在籍しております。このことがまず「伝統と格式」を誇る由縁であると思います。諸先輩方が築き上げた、優れた伝統・文化・習慣を受け継ぎ、守る。そして変化していく時代、多様化していく価値観を踏まえて奉仕を実践し、新たな発想でクラブ運営、活動に挑戦し続ける「温故創新」こそが「伝統と格式」だと考えます。
 私はこの「伝統と格式」を重んじ、クラブ文化の構築に貢献してくれた先人の方々へ感謝の気持ちも忘れずに自覚と責任感をもって活動していく姿勢がロータリアン一人一人に必要な「Pride」だと考えております。
 66年目となる今年度は、次なる70周年を見据えた新たなスタートです。「Pride」を持って新たなステージを目指していきましょう。 
 東京立川ロータリークラブという大きなステージで、全ての会員の方々が演者です。それぞれ得意な楽器、好きな楽器を持ち演奏しましょう。120名にも及ぶオーケストラの完成です。クラブ事業、委員会事業を通し各々が役を演じる中で、目標に向かって情熱を傾け、会員同士 心と心を通わせることで様々な要素が混ざり合い美しいハーモニーが完成し、壮大なSymphonyを生み出して素晴らしいステージが出来上がるのではないでしょうか。
 会員の皆様ひとりひとりの力がクラブを変え、クラブの力が地域社会を変えていきます。一つの事柄に情熱を傾け精一杯取り組み、互いに切磋琢磨しながら喜怒哀楽をも共感し、本音で話ができ、本当の意味での「人と人」「心と心」の絆ができるのが、クラブではないでしょうか。 少なくとも私はそうでした。これが「Passion」の示すところです。皆様のやる気、熱意、情熱「Passion」が高い熱量を生み、クラブを動かす原動力です。「Passion」を込めて活動に取り組んでいきましょう。

□人を惹きつけるクラブ運営を目指して

 ロータリークラブの基本は、例会に参加する事です。私が幹事を務めさせていただいた第61代横手好一会長は、「例会は人生の道場だ!親睦なくして奉仕なし!」例会に出席し選ばれた異業種の会員の皆様と親睦を図り、うちに情報を交換し、互いに師となり徒となり切磋琢磨する「人づくりロータリー」これこそが最大の魅力であり、生涯の友を得ることができる人間形成の場であり、それが例会であると仰いました。例会に参加することで、各々の地域、企業で活躍されている異業種の素晴らしい方々と親睦が図れる事は、人生においてかけがえのない最大のメリットだと私も感じております。
毎週開催される例会を最優先に考え、参加することは「義務」でもありますが、会員の皆様が参加したくなるような魅力ある運営・設営を心掛け、メリハリのある例会を目指していきます。また当クラブは来訪者が少ないこともあり、多くの方に来訪していただけるような雰囲気づくりやプログラムの充実を図り、創意工夫していきたいと考えております。例会を通じて地域社会との絆を深め、他クラブを含めた多くの方々に東京立川ロータリークラブの魅力を少しでも感じて貰えるようPRしていきます。
 炉辺会合は、例会以上に会員の皆様の親睦の場となります。委員会は、年度毎に新たな構成メンバーと出会い、新会員をお迎えしつつ運営されます。事業を構築する上で多様な視点からの意見交換、情報交換の場として、日々の企業活動では得られない体験となり、そして貴重な思い出として刻まれていくでしょう。

□文化・芸術・スポーツを事業に活かして

 かつての立川といえば「基地の町」というイメージでしたが現在では、「文化・芸術・スポーツの街」として知られるようになりました。街を歩けばパブリックアートに触れることができ、演劇や音楽イベントも盛んです。また、アニメや映画の舞台としても注目されています。アメリカを例に挙げると、ニューオリンズはジャズ発祥の地、ナッシュビルはカントリー&ウェスタンミュージックの本拠地、メンフィスはブルース発祥の地、もちろんニューヨークもポップ・アートや劇場が数多くあり、色々な音楽ジャンルが生まれており、その街その街の文化や芸術を感じ楽しむことができます。立川もそんな街になればと強く想っておりましたが、立川市も街づくり構想として「街全体が美術館」「音楽のいきづくまち」などを掲げており、まさに私の思うところが現実となり、立川が生き生きと動き出したように感じております。またアリーナをはじめとしてバスケットボールやサッカーなど数々の種目ができる室内・室外施設が身近に存在し、街の活性化に繋がっているだけではなく、子ども達の教育や生涯の体力・健康の維持など、スポーツも幅広く重要な役割を担っている分野であると思います。 
そこで委員会事業に関しては、「文化・芸術・スポーツ」、「情操教育・環境・復興支援」に主眼をおき事業構築を検討して参ります。合同委員会による事業の実施や、会員企業訪問、周辺施設訪問等、移動例会の実施も考えて参ります。  
 委員会が行う各事業のうち、継続事業は引き続き実施して参りますが、改善が必要であれば再構築も含め検討したく存じます。持続可能な開発目標SDGsの取り組みも継続いたします。 
当クラブの素晴らしい活動内容をより多くの方に知っていただく為、現状使用しているSNS等の活用を更に進めていき幅を広げ、クラブ内では出席確認アプリを最大限に活用し、クラブ内外の行事や例会予定等の案内告知を全ての会員の皆様に共有していただき、効率化を目指す上でもデジタル広報の推進に力を注ぎます。
 会員数120名余りを誇る当クラブですが、会員の維持、増強は非常に重要です。次の70周年に向けて、当クラブのロータリアンとして相応しく、企業、地域社会で貢献している素晴らしい方々や、企業出向されている素晴らしい方々のご入会を促進して参りますのでご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

□おわりに

 「東京立川ロータリークラブ」に入会して16年の月日が経ちました。
 その間、諸先輩方を含め、多くの会員の皆様に出会う機会を頂戴し、各々の方の素晴らしい「人となり」を身近に体感しながら積み重ねたクラブ経験は、私の人間形成においてのバイブルとも言えます。今日(こんにち)まで皆様から頂戴したご恩に報いるためにも、皆様方のご協力を仰ぎながら、「東京立川ロータリークラブ」という大きな舞台で会長として恥じぬよう役を演じ、タクトを振らせていただきます。五線譜に踊る音符のような心弾むクラブでありたいと思います。
「Pride & Passion」 一年間、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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